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2014-08-06

「NWP(Nonlinear Wave Physics)-2014」において研究成果の報告を行いました。

2014年7月17日〜23日の7日間、ロシア・ニジ二—ノブゴロドから出港し、ボルガ河上を航行する船内で開催された国際シンポジウム"Topical problems of nonlinear wave physics(NWP-2014)に、日本原子力研究開発機構 原子力科学研究部門 量子ビーム応用研究センター レーザー応用技術研究ユニット 次世代レーザー開発研究グループの越智 義浩が出席し、「High Average Power Laser from Yb:YAGThin-disk Amplifiers and Its Applications」というタイトルで、QUADRA-Tレーザーシステムの進捗と応用研究の成果について招待講演を行いました。
QUADRA-Tは、レーザー応用技術研究ユニットにて進めている同位体分離技術開発のための、レーザー駆動による高強度テラヘルツ(THz)光発生装置です。レーザー媒質として主増幅部にYb:YAG薄ディスクを用いることで、1kHzの発振繰り返し数にてパルスあたり10mJの出力(平均パワー10W)と1psの短パルスを両立しています。このレーザーパルスを用いてマイクロジュール強のTHz光発生にも成功しており、それらの内容について発表を行いました。
短パルスレーザーではありませんが、他機関においても薄ディスク型のYb:YAG媒質を用いた高強度レーザー装置開発は精力的に行われており、本発表に対して技術的な質問・コメントを頂き、また会議中に多くの議論をする機会を得たことは、本成果の論文化やQUADRA-Tの高出力化を進める上で非常に有意義なものとなりました。

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